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すぎた きゅうしん |
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A.理論編 B.実践編 C.心の教育 ◆校長室の窓から ◆リンク集 |
A【理論編】今、なぜ基礎学力か3.アメリカ教育の荒廃と再生の経過日本の教育は約20年の遅れでアメリカを後追いしている。 ・1950年代まで キリスト教(ピューリタン=清教徒)精神に基づく厳格な教育の伝統。 それは、「子供の心は不道徳で虚栄心を追い求める。矯正のためには 19世紀後半の教育省長官ウイリアム・トリー・ハリスによって、ピューリ 〔米国の伝統的教育とは、「学校の規律」と「読み・書き・計算」の重視、 ↓ ベトナム反戦運動の広がり(左翼思想の影響拡大) ↓ 1960年代に入ると、「公立学校で祈りと聖書を読むことは違憲」となり
・1960年代後半〜 1970年代【80年代まで続く】 教育の「自由化」「人間化」「社会化」(ルソー、デューイの思想の影響) [画一的な学校体制を廃し個々に違った教育を!] ↓ 校則廃止運動の広がり ↓ 口ひげ、イヤリング、手足の爪に真っ赤なマニキュアの生徒の出現 ↓ 校内暴力、麻薬、アルコール、十代の妊娠へ発展 ↓ 学校の規律の乱れ、学力低下、教師の権威喪失= 伝統的教育の
・1970年代後半 「基本に返れ運動」=「@読み書き計算の充実、A規律、訓練、しつ ・1981年 レーガン政権誕生→「強いアメリカを再生させるためには、教育を立て直 83年 「危機に立つ国家」3500万部のベストセラー 87年 「教養が国を作る」ベストセラー ※ 上記2冊のベストセラー本等によって、アメリカ国民の理論武装が ・ 1990年代 アメリカの学校の規律がしっかりしてきて、学校は明るく、自由で、伸び ・1997年 クリントン大統領自ら、「 学校の規律を強化し、 ゼロトレランス方式 の ※ 「ゼロトレランス(寛容なしの指導の意)方式」とは、細かい校則を ↓ 21世紀に入って、アメリカの大学生の質は大幅に向上し、アメリカの歴
◎ イギリスでも、サッチャー首相、ブレア首相は教育の再生を最重点政策に位置づ ・1988年 教育改革法 「全国学力テストの実施」、「結果の公表」、「学校選択」を柱にした教 低学力の学校の立て直しに力を入れる。(立て直せなければ廃校)
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