すぎた きゅうしん
杉田久信の “現場”
からの教育提言
 ≪基礎学力で教育再生≫

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A.理論編 B.実践編 C.心の教育 ◆校長室の窓から ◆リンク集
1 教育を歪めた戦後の論調を糺す
2 指導要領改訂が学力低下をもたらした
3 アメリカ教育の荒廃と再生の過程
4 教育行政への提言
5 基礎学力をつける5つの柱
6 基「子供を楽にする教育」か「子供を鍛える教育」か
7 基礎学力の徹底で教育は再生する
8 戦後教育が善意で犯した罪
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A【理論編】今、なぜ基礎学力か

6.「子供を楽にする教育」か「子供を鍛える教育」か

(「個性や自由な教育」 か「基礎学力や社会規範の教育」か)

「子供を楽にするゆとり教育」(個性や自由な教育)

学校五日制、教育内容の削減、総合的な学習などの 「ゆとり教育」の改革全般の問題点は、子供たちを鍛える、訓練する、基礎学力をしっかり身につけるという発想はなく、子供を楽にしてあげようとの発想からの改革であること です。すなわち、子供が忙しいから休みをふやそう、勉強がたいへんだから学習内容を少なくしてあげよう、受験競争が過熱しているから受験科目を減らして負担を軽くしてあげようなど、子供たちを甘くさせることばかりです。 その根底には、「勉強ばかりしている奴はろくなものじゃない」「教え込むことはよくない」といった「反知性主義」の考えが流れているようです 。それは、愚かな親が子供を甘やかしてダメにしているのと同じ方向でないでしょうか。

               

子供たちは既に「ゆとり」だらけで時間を持て余しています。これらの改革で生じたゆとりは、小中学生はテレビやゲームに、高校生はコンビニにたむろし、繁華街を徘徊することに費やされています。

真に子供の成長を考えるなら、学校教育ではもっと、鍛え、訓練し、基礎学力と社会規範をしっかり定着させる、などの真の厳しさを体験させるべきです。今日必要なのは、何より子供の勉強時間を増やすことです。小学校では、国語、算数、理科などの時間を増やし基礎学力をつけ、社会規範を身につけさせることです。また、歩行会やスポーツなどの忍耐力を養う行事を課すことも重要です。

 

「子供を鍛える基礎学力の反復徹底の教育」

 【その効果】それは、「基礎学力の知識技能の確かな定着」だけではありません

全体に学習の規律が生まれ、学習の構えが身につく

   簡単な基礎学力(音読・暗唱、百マス計算など)に全校一斉に取り組むことにより、学習
   規律が生まれ、学習への構え、学習態度が確立します。

どの子にも「 やればできる!」を実感させられ、自信と自己肯定感をもたせられる

集中力や持続力、認識力といった学習能力が伸びる

落ち着きや自己抑制力が身につき、生徒指導上でも効果がある

   達成感や自信、集中力や持続力が身についてくると、落ち着きや品性も生まれてきます
    。それは、生徒指導上の効果として現れてきます。

脳の力が伸びる

   最近の脳科学によって、音読や単純計算が前頭前野を最も活性化することが明らかに
   なっています。

学習意欲を高めることができる

子供を元気にすることができる

このほかにも、時間感覚、表現力や創造力の基礎が身につき、真のゆとりが生ま
   れる

   反復学習は作業処理能力を高めるので時間感覚が身につきます。学習能力が高まると
   、学習が速く進み学習にゆとりが生まれます。

★ 教師にとっても、確かな手応えを感じることができる最もシンプルで効果的な実践

   この取り組みで、どの教師も例外なく、明るく生き甲斐をもって教師生活を送っていただ
   けます。

★ 基礎学力の徹底で教育は再生する