すぎた きゅうしん
杉田久信の “現場”
からの教育提言
 ≪基礎学力で教育再生≫

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A.理論編 B.実践編 C.心の教育 ◆校長室の窓から ◆リンク集
★誰でもできる基礎学力指導法(動画
1 「学習の約束」
2 「宿題の方針」
3 保護者との連携
4 学習の基礎の基礎
5 指導の3原則
6 授業場面でのほめる指導
7 学力を伸ばすための簡単・確実・効果的な方法
8 音読の指導法、漢字の指導法、視写の指導法
9 計算力を鍛える指導法(基礎計算指導法)
10 算数授業のパターン化、ノート指導法
11 国語授業のパターン化、ノート指導法
12 百人一首の指導法

B−基礎学力はこうしてつける

4.学習の基礎の基礎

 昨年度、他校の研究発表会を見る機会が多くありました。そこで強く感じた事は、姿勢 ( 特に床に両足をつけること ) や返事の仕方、椅子の下げ方・立ち方・座り方、手の上げ方、机の上や中の整頓などの学習の基礎の基礎が出来ていない学級が大半です。しかし、中には、それらの事が出来ている学級が極まれにありました。その学級は誰の目から見ても他の学級とは別格の輝きを感じました。そして、その学級の担任は指導力のある素晴らしい先生であるとの評価を受けていました。このことから、「学習の基礎の基礎」がいかに大切かを実感させられました。以下のことを参考にされて、各学級での実践徹底をお願いします。

学習中は次のことを守りましょう

@ 「はい」と明るい返事をしましょう。全員で声を揃えて返事をしましょう

 •  先生「○○さん」→「はい」、  先生「姿勢はいいですか」→「はい」 ( 声をそろえて )

 ・ 返事をすることはコミュニケーションの第一歩です。明るい返事をすることで先生とのよい
   関係ができていきます。

 ・ 明るい返事をすることで、自分自身が元気になります。やる気や前向きの気持ち、素直な
   気持ちがわいてきます。 

A常に、正しい座りの姿勢(床に両足をつける。腰骨を立てる=背中を軽く伸ばす)で

学習しましょう

 ・姿勢がよいとスタイルがよくなり美しく見えます。頭への血流がよいので頭がよくなります。

 ・両足をしっかりつけると、床からエネルギーが身体の中に流れてきて元気になります。

 • 腰骨を立て背中を伸ばすと、頭のてっぺんからエネルギーが身体の中に流れてきて元気
  になります。

 •  背中が曲がっていたり、頬杖をしていたりするとスタイルが悪くなります。頭への血流が悪
  くなり頭が悪くなります。内臓も圧迫して健康を害します。  

  ・特に音読は姿勢が大切です。姿勢が悪いと人に感動してもらえる音読にはなりません。

B音を立てないで椅子を後に下げ、すばやく立ったり座ったり出来るように練習しましょう

 ・ 椅子を下げたり引いたりするときに音をたてないようにしましょう。その雑音は皆の迷惑
  になります。

 ・ 両足が床にしっかりついていると、すばやく立つことができます。

C美しい手のあげ方をしましょう。

 ・ 腕を伸ばして耳につけ、指を閉じて手のひらを前にむけると、美しい手のあげ方になりま
  す。

 ・ あげた手のひらには「当ててください」という意味がこめられています。ですから、「ハイ、
  ハイ」とうるさく言うのはやめましょう。静かに手をあげるのが美しい手のあげ方です。

D字を書くとき、そのつど正しい鉛筆の持ち方に気をつけましょう。

 ・美しい字を書くには正しい鉛筆の持ち方が大切です。

<鉛筆の持ち方>


E 机の上には勉強に必要なものだけを出し、整頓して置きましょう。机の中も常に整頓しましょう。

 •  机の上に必要のないものが出ていると勉強のさまたげになります。

 •  文字を書くときは、ノートに鉛筆を持っていない方の手をそえます。しかし、肘はつけませ
  ん。

 •  鉛筆を持っている手の脇をしめると、美しい姿勢になります。

 ・机の横には何も掛けないようにしましょう。通るとき落ちてトラブルになることが多いし、見
  苦しいからです。

 ・机の中も、必要のない物は後のロッカーやランドセルの中に入れてすっきり整頓しておきま
  しょう。

 •  必要のないものは持ち帰り、必要なときにだけ持ってきましょう。

 •  机は縦列、横列をいつも揃えておきましょう。


F朝の読書では、静かにひたすら15分間本を読みましょう。

 ・15分間集中して読書ができることは、学ぶ力の基本です。

 ・正しい座りの姿勢(床に両足をつける。腰骨を立てる)で読みましょう。

 ・おしゃべりや立ち歩きはしてはいけません。二人で本を見ることも禁止です。

  •  途中での本の取り替えのために立ち歩くことも禁止です。早く読み終わりそうなら机の中
  に2冊準備しておきましょう。 

 •  いつも読む本を机の中に準備しておき、読書開始とともに机の中から本を出し、終了した
  ら机の中にもどすこと 。これなら、いつでもすぐに読書ができます。


Gプリントなどを配るときは、心のなかで「どうぞ」「ありがとう」を言って、丁寧にすばや
  く配りましょう

 •  「どうぞ」「ありがとう」は声に出すとうるさいので 目と目で合図しましょう 。

 •  毎日何回も「どうぞ」「ありがとう」を繰り返していると、皆が仲よくなれます。