すぎた きゅうしん
杉田久信の “現場”
からの教育提言
 ≪基礎学力で教育再生≫

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校長室の窓から

30周年記念運動会中断・延期実施のお詫びと

準備・後片づけご協力のお礼

富山市立山室中部小学校 校長室通信        第21号  (平成19年5月25日)

5月19日(土)の30周年記念運動会は10時半からの雨で、やむなく中断に追い込まれ、22日(火)の午前中に続きを実施いたしました。運動会の続きが平日になってしまい、結果として、楽しみにしておられた多くの保護者の皆様に見ていただくことができませんでした。

子供たちは30周年記念ということで、この運動会を家の人に見ていただこうと随分張り切っていました。教職員も例年以上に力が入って様々な工夫をしていました。すべての皆様に見ていただけなかったことは本当に残念でなりません。私も心の中で、今年の運動会は内容が充実していて保護者、来賓の皆様にきっと感動していただけるに違いないと確信していたので、がっかりし落ち込んでしまいました。

 今回の運動会実施の決断に当たっては、天気予報、とりわけ山室荒屋のポイント予報・雨雲の動き予想を何度もチェックして、絶対に間違った決断はしないとの強い思いで臨みました。土曜日当日のポイント予報では午後3時まで曇りとなっていて、10時半ごろから雨が降ってもぱらつく程度とのことでした。しかも、日曜日は午前中が雨の予報が出ていたことから土曜日当日実施を決めました。前日の雨で濡れていたグランドを約1時間かけて修復して開催に至りました。しかし、結果は小雨どころか土砂降りでグランドに水たまりができて続行することができなくなってしまいました。

 5月19日(土)に運動会を予定していた小学校は、富山市内で20校以上ありましたが、その

ほとんどが本校と同じように土曜日に実施、雨で中断、火曜日午前に続きを行ったと聞いております。 

何校かで日曜日に実施したところもありましたが、日曜日も途中で雨が降って中断の上、火曜日に実施した学校もあったとのことです。また、日曜日はあまりにも寒く多くの人が毛布を持参して参観していたそうです。また、風邪をひいた子供が多かったとも聞いています。

 土曜日も雨が降り出したころから急に気温が下がってきたので、本校ではすぐに子供たちに上着や雨合羽をつけさせましたが、子供や保護者の中に風邪をひいた方がおられたと聞きたいへん申し訳なく感じております。混乱の中で決定が遅れたり、連絡が行き届かなかったりしたことも反省しております。心よりお詫び申し上げます。

 なお、続きを行った火曜日は快晴で5月のさわやかな風の中での運動会になりました。これが土曜日だったらと思わずにはいられませんでした。子供たちも、土曜日の悔しさをぶつけるように、元気いっぱい力を出し切ってくれて大いに盛り上がった運動会になりました。応援合戦で応援優勝できなかった団のリーダーたちが号泣している姿に、全力を出し切った子供たちの真剣さを感じ胸が熱くなりました。当日も来てくださった来賓の皆様からも、「素晴らしい運動会だった。感動した。」との言葉をいただきました。

 最後になりましたが、PTAの多くの皆様に、土曜日早朝の雑巾によるグランドの水取りやテント立て、午後からの備品移動、火曜日の準備や後片づけなどに献身的にご協力いただきましたことを

心より感謝し御礼申しあげます。おかげでスムーズに実施することができました。ありがとうございました。

 

音読で脳を活性化 

 右の文章は、齋藤 孝著の「ちびまる子

ちゃんの音読暗誦教室」(集英社)から採

ったものです。

 これまで音読・暗唱の反復学習は、考え

る力につながらない昔の学習法と見なされ

て随分すたれていましたが、近年、学校教

育において音読・暗唱が見直されてきまし

た。本校でも、毎日、各教室から心地よい

音読の声が響いています。下学年はより活

気があります。

 音読・暗唱が見直されてきたきっかけは、

超ベストセラーになった「声に出して読み

たい日本語」の齋藤 孝教授や脳科学の川

島隆太教授の影響でした。しかし、これだ

け盛んになったのは、実際に学校や家庭で

実践してみて、その効果が大きかったから

です。

 音読に力を入れて取り組むと、子供の集

中力が高まり、理解力や記憶力向上などの

脳力が活性化することが実感できます。

「読み・書き・計算が大脳を活性化させる。

中でも音読が最も活性化の効果が大きい」

という脳科学の川島教授の言葉の通りです。

勉強が苦手な子供や落ち着きのない子供

でも、ハキハキと流暢に音読できるように

なると、自信をもち精神的に安定してきま

す。

 また、音読・暗唱は言語に対する感受性

を高め、話す力や読書力、書く力などの国

語力の向上につながります。

 4月5日の読売新聞に、英語学習に音読

の反復徹底を採り入れて成績を飛躍的に伸

ばした高校の紹介が載っていました。音読

は高校生にも効果的であるようです。

 音読は頭にいいだけではありません。音読・暗唱の最大の効果は、声を出すことで元気になるということです。しっかり音読すれば、まず脳が熱くなってきて次第に体全体も暖まってきます。頭と体が活性化してきて、内から活力が湧き元気になることが実感できます。元気だから声が出るのではありません。しっかり声を出すから元気になるのです。音読を続けていれば肺活量が増大して、より健康になるといった効果や、声を出し口を動かすことで、唾液などの内分泌を促し胃腸や内臓にもよいと言われています。その他にも、音読にはストレス発散効果や精神安定効果があることは間違いありません。さらに、音読がレベルアップすれば豊かな表現力までも身に付きます。音読はこんなに効果が大きいので、毎日欠かさず取り組みたいものです。

 本校では、音読・暗唱を重視していますが、ご家庭におかれましても、保護者の皆様には家事をしながらでも毎日子供の音読を聞いてくださり、褒めはげましてください。子供の学習している内容も把握できます。

★  山室中部小学校のホームページがリニューアルされています。ぜひご覧ください。

※ 校長室通信のバックナンバーは、H18,H17年度の本校ホームページに掲載してあります。

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